ドラッグストアに足を運ぶと、様々なメンズ用の基礎化粧品が置かれるようになっているのに気付くかと思います。
年々空気の質が悪くなったり、黄砂の関係、大気中のアレルゲンやバクテリアが増加するに従い敏感肌になる人が非常に多くなるためとも言われています。
女性だけでなく男性も何もしないままだと急に肌が赤くなり痒みを帯び、そのままただれてしまったり、ニキビや毛穴のつまりが悪化する人が近年激増しています。
特に上京した後、今までとは違った水質によって急に肌の状態が変わった人も決して少なくは無いのです。
そういう時は基礎化粧品の力を借りてスキンケアをしてあげることで、肌の状態が大幅に改善するケースが多いです。
「でもスキンケアって何から始めればいいの?」
「とりあえず化粧水だけでも買っておけばいいか。」
確かに肌の水分を保つために化粧水はなくてはならない存在ですが、それだけだと肌の状態は悪化してしまうのです。
この記事では初心者でもわかりやすい基本的なスキンケアの方法をご紹介します。
スキンケアの始めは自分の肌質を知ってから化粧水をチョイス
化粧水と一括りに言ってもオイリー肌用、敏感肌用、混合肌用、と様々なタイプがあります。
まずはあなたの肌が何に当てはまるのかを知っておくのが大事です。
男性の多くは男性ホルモンにより油っぽいの皮膚を持つ方が多いですが 、人によってはオイリー肌用のスキンケアを使うとかぶれたりしてしまう人もいます。
肌が簡単に赤みがかったり、痒くなったりかぶれてしまう場合は、まず敏感肌用の化粧水を使ってみましょう。
化粧水を使うときは、乾燥具合やご自分の肌の状態により何回か手のひらにとってパッティングを行うと良いでしょう。
肌にピタピタと優しく叩いて染み込ませる動作を「パッティング」と呼びます。
さて終わった。…と思う方もいると思いますが、実は「化粧水をつけるだけ」と言うのは、肌の乾燥をより進ませてしまう原因になるのです。
化粧水だけではだめな理由!スキンケアの基礎
なぜ化粧水をつけただけだと肌の状態が悪化してしまうのでしょう。
それは化粧水によって保湿を行った後、何らかのエッセンシャルオイルが含まれたクリームで蓋をしないと、せっかく皮膚に与えてしまった水分が蒸発してしまうからなのです。
蒸発するときに、もともとあった皮膚の水分までとっていってしまうので、化粧水を使う前よりもひどい状態になる人もいます。
スキンケアを行う場合は化粧水と、その上からしっかりフタをする乳液。
この2つを必ずセットで購入するようにしましょう。
化粧水をたっぷり肌になじませた後は、顔の皮膚が渇く前に乳液でケアしてあげるとしっかりと肌を保湿することができます。
化粧水の後の乳液はSPFに注意
最近、男性の方が女性よりはるかに皮膚がんにかかる可能性が高いと言う統計が発表されました。
これはどういう事かというと、単に男性の方が女性より背が高いため、それだけ紫外線を顔や体に浴びてしまうからというのが理由です。
日本はまだ赤道から遠いですが、赤道直下など太陽光が激しい地域だと日焼け止め抜きではすぐ皮膚がんにかかってしまいます。
さらに日焼けをしすぎると肌の老化が進んでしまい、実年齢よりも歳をとったように見えてしまうことも多いです。
外出時あるいは普段遣いの乳液には、ぜひ日焼け止め効果の入ったSPFのあるものを使うと良いでしょう。
特に朝など洗顔後に化粧水を塗った後に日焼け止めの入った乳液を塗り蓋をしてあげることで、保湿と日焼け止め効果の2つを得ることができます。
夏に限った話ではなく、季節不問で日光はなるべく避けた方が良いです。
ぜひ乳液を購入する時はSPFに注目して、「どれを購入しようかな?」と検討してみてください。
まとめ
これからスキンケアを始めると言う男性の方は必ず化粧水と乳液をセットで買いましょう。
洗顔後のきれいな肌に潤い成分をしっかり与えてあげた後、せっかくの潤いが蒸発しないように乳液で蓋をしてあげてください。
乳液を塗った後に日焼け止めを塗らなくても良いように、乳液はSPFが入ったものをあらかじめ用意すると時短になります。
最初は自分の肌に合う基礎化粧品がどれかわからずためらう方も多いと思いますが、リサーチをしてでも知る甲斐があるので未来の自分に少しでも時間とお金をかけてあげましょう。
その10分のケアが20年後の見た目を劇的に変化させますよ!
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